空気

一日あたり数千個の菌類胞子を吸い込んでも免疫反応が起こらない。

我々は毎日多種多様な菌類から生じる何千もの微小な奉仕を吸い込んでいる。
これらの胞子にはアレルゲンが詰め込まれているが、
これらの胞子によって我々の自然免疫細胞が継続的に活性化されたり、
炎症反応が起こったりすることはない。

免疫学的、生化学的および遺伝学的な一連の実験により、その理由が明らかになった。

分生子の表面を覆っている、小型の棹タンパク質からなる疎水性の層によって、
これら胞子の免疫認識が妨げられている。
この層が取り除かれると、胞子は免疫系を活性化する。

このような防御層を備えた病原性胞子は、
発芽に適した条件になるまで宿主防御を回避して
休眠状態を維持するのかもしれない。

治療上、
このロッドレッドタンパク質の強固な性質は、
体内の特定の場所を標的とする分子を詰め込んだり、
徐放剤を最適化したナノ粒子の作製に利用できたりする可能性がある。

  (ネイチャー)

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