最近はいろいろな学会が市民講座を学会会期中に設けるようになった。
学会の市民講座は最新の科学技術を一般に知ってもらうことが目的だ。
しかし、以外に、一般市民はそのことを知らない。
その地域で学会が開かれていることさえ、知らない。
宣伝が足りないのだろうか?
オリンピックや野球、サッカー等、スポーツに関しては、マスコミがこぞって発信をする。にもかかわらず、科学については、殆ど問題にしない。
もっと、科学技術に誇りを持って、ニュースの時間に、スポーツというコーナーだけでなく、科学というコーナーを設けても良いのではないだろうか。
これまでは、関係科学者にわかってもらっていればそれで良かった。
しかし、現在は、科学者間だけに通用するだけではすまなくなった。
社会に情報を還元する必要性が生じてきた。
各学会はその専門性を活かし、国民や行政を動かす行動をとる時代だ。
各学会員はその学会員であることに誇りを持ち、その誇りを汚さない行動が求められている。
アスベスト問題は、その毒性を予見できなかったことが不幸をもたらした。
早く、予見するべきだった。
今、もてはやされているナノ粒子問題は、何年か先に健康影響が出てくるかもわからない。
新しい技術が形成される度に、いち早く、それぞれの分野の研究者が役割分担し、分野を超えたリスク評価が必要な時代になっている。
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