RITEからの解説
バイオエタノールが最近世間をにぎわせている。
このバイオエタノール、
アメリカでは1990年代よりエタノールを含め
バイオマスからのエネルギー・化学品製造に関する
新規技術研究を国家戦略として強力に推進してきた。
21世紀の産業革命とも認識され、
新産業創製の大きな動きとなっている。
セルロース原料法を実現するために
技術開発を進め、2012年の技術確立を国家目標にしていた。
しかし、昨今の膨大な研究資金の流入を背景に、現時点では2年以内に達成できると予測されている。
アメリカのバイオエタノールのCO2削減効果に対するLCA評価議論は終結し、
セルロース原料のバイオエタノールは
ガソリンが排出するCO2に対し90%の削減効果があるとされた。
アメリカでは次の基礎研究として、
ポスト・エタノール、ブタノール製法への挑戦が最大テーマであるという。
ブタノールは
デイーゼルエンジンの燃料である軽油への混合が可能なバイオ燃料であり、
地球環境と経済性で大きな問題を抱えている
既存の植物油由来のバイオデイーゼルに代わることから
実用化への期待が大きい。
石油枯渇、
原子力発電の廃棄物問題
これらを考えると、
エネルギー問題はいろいろな発想で、次の段階に進まねばならない。
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